チューリッヒの「Raclette stube」でチーズフォンデュとラクレットを食べてきた
スイスの代表的なグルメといえばチーズフォンデュですよね。
チューリッヒに滞在した時に折角なので、有名なチーズフォンデュのお店に行くことにしました。
そのお店についてレポートしたいと思います。
今回訪れたお店はこちら。
「ラクレット ストーブ(Raclette stube)」というお店です。
直前に予約し、20:00の席を確保していました。
ガイドブックでも掲載されている名店のようです。
テーブルクロスの色や木目調の店内の雰囲気がスイスらしさを醸し出しています。
メニューです。
大きく分けて、前菜のサラダや生ハム、フォンデュ、ラクレットが用意されています。
一つ目が「フォンデュフリブール」というフォンデュ。(おそらくスイスの州の名前が入っています)
チーズの種類を選べます。
ハーフハーフか、ヴァシュランというウォッシュチーズのみで作ったものかの二択。
二つ目が、「フォンデュヴァレー」mit tomaten とあるので、トマトが入っていそうですね。
ちょっと変わり種のフォンデュのようです。
初めてのお店なので、一つ目のフォンデュのハーフハーフを選択。
それから、おつまみにbeef and hamを選びました。
あとはお店の名前にもなっているラクレットを。
(頼みすぎかな)
まずは白ワインで乾杯。
スイスのワインはとても美味しいことで有名です。
スイス人はとってもワイン好きで、国内でも多く生産されています。
国外に輸出しているのはほんの1%。それ以外は全部国内で消費してしまいます。
これが私たちがスイスワインに馴染みが無い理由ですね。
そもそもスイスのワインの生産量が少ないからでは?と思いましたが、実はドイツに匹敵するほどの量を生産しているのです。
そのことからもスイス人のワインの消費量がどれだけ多いかがうかがえますね。
行かれる際は是非スイス産のワインを飲んだください。
と、脱線してしまいましたが。
最初の前菜のハムがやってきました。
生ハムと牛のカルパッチョです。
スイスのハムは最高に美味しくていくらでも食べられそうです。ワインにもよく合う。
続いて到着したのはラクレット。
盛られた状態で出されました。
目の前でチーズを溶かして皿に出してくれるパフォーマンスを期待していましたが!
スイスで目の前でチーズを焼いてくれるサービスに出会ったことがないのは私だけでしょうか。
お店の名前になっているだけあって味はGOODでした。
最後に、待ってましたチーズフォンデュ。
グツグツ煮えたぎっております。
美味しそう〜
日本でイメージするフォンデュといえば
ブロッコリーやソーセージ、トマトや海老。
なんでもディップするイメージですよね。
ところが本場スイスでは、主にパンと芋だけです。
2種類だけなので、それはもう大量に盛られて出てきます。
カゴいっぱいに盛られた芋とパン。
(フォンデュを注文すると自動的に付いてきます。 )
芋が卵みたいで可愛い。
白ワインの効いたフォンデュにつけつけして頂きます。
この芋、皮付きで食べられます。卵よりも小さく、よく見かけるジャガイモより小ぶりのお芋で、ヨーロッパではスーパーで見かけます。
ホクホクの男爵芋とはちょっと違っていて、もっちりしていてとっても美味しいです。
重くないのでパクパク食べられるのですが、流石に2人でこの量は多かったので残してしまいました。(他のメニューを楽しみすぎたか・・)
店内に日本人の方が1組いらっしゃいました。
スイスで日本人を見かけることが少ないので、つい嬉しくなりました。
ごちそうさまでした。
チューリッヒは川が流れていて建物にも歴史を感じられ、どこを切り取ってもフォトジェニック。
スイス最大の都市ということもあり、ジュネーブよりは都会というイメージ。
ライトアップされていて、夜景もとっても綺麗でした。
人は多いのに、街は静かで落ち着いた雰囲気。レストランはたくさんありますが、大きい音が漏れているお店は見かけません。
川沿いを歩けば空気が澄んでいて、ホッと一息できる場所がある。
都会と自然が融合した魅力的な街です。
訪れる際は予約しておいた方が無難です。
〜お店の情報〜
「ラクレット ストーブ(Raclette stube)」
住所:Zähringerstrasse 16, 8001 Zürich, スイス
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