予約困難店ニューヨーク3つ星「Chef's Table at Brooklyn Fare」
ニューヨークで初日に訪れたお店は「シェフズテーブル ブルックリン フェア(Chef's Table at Brooklyn Fare)」 でした。
訪れたのは2017年8月ですが、2年経った今でも忘れられないお店なので紹介させていただきます。
2019年の今でもミシュランガイドで三ツ星をずっと保持している有名店です。
ちょっと変わった店構えで、外からはレストランの場所が分からない構造。
というのもこのレストランはスーパーマーケットの中に入っていて、スーパーマーケットを抜けて奥に秘密の入口があるのです。
「Brooklyn Fare market」というスーパーの入り口をくぐると
本当にレストランがあるとは疑わしい、至って普通のスーパー。
半信半疑で奥まで進むと、カウンターにスーツ姿のスタッフが立っています。
看板が無いので、わかりにくいですがスタッフにお店の名前を確認し、予約名を伝えます。
まさに隠れ家的存在のレストラン。
そいういう意味でも、特別感のある場所です。
料理のジャンルは「Japanese with a French accent」とあるので、フレンチと日本食からインスピレーションを受けた、今はやりのフュージョン料理ですね。
コースのほとんどに日本の食材が使われており、シェフの日本食への思いが感じられます。
料理はコース料理のみ。
362.21ドル(税抜き)で2時間半。
飲み物代は含まれていません。
かなり高額ですが、高級食材がふんだんに使われており、
20品以上が運ばれてくるかなりボリューミーな内容です。
お肉も出ますが、主に海の幸に重点をおいた料理を出してくれます。
出てくる料理はどれも美しく、食べ応えはもちろんですが、見応えもあり。
店内はオープンキッチンとなっており、ひとつのショーを見ているような雰囲気を味わえます。
大人の隠れ家といった雰囲気で大好きな内装です。
キッチンをコの字型に囲んだカウンターと壁側にゆったりとしたソファ席が設けられていました。
私たちはテーブル席へ。
あたりを見渡すと、テーブル席は観光客ぽい人が多く、カウンターは現地人が座っているように思いました。
カウンター席は、周りの方達ともお話をしながら食事を楽しんでいる様子が伺えたので、英語が堪能であれば、カウンター席が楽しいかもしれません。
食べることに夢中になり、料理の写真を全部撮りきれませんでしたが、一部をご紹介。
ウニがたっぷり乗ったアペタイザー。
甘くて濃厚で、臭みが全くありませんでした。
皮がパリパリで美味しかった鯛。
私の中で一番美味しかったのは、最後のお肉でした。
上手に火入れされたステーキの下には海苔のソースが。
意外な組み合わせでしたが、とても美味しくて感動しました。
デザートは二種類です。
どれもこれも想像を超える組み合わせの食材と味に驚かされました。
どれも美味しかったことはよく覚えていますが、ニューヨーク入り初日だった私は時差ボケと長旅の疲れで細かい記憶が途切れ途切れ。笑
日本時間では朝方にコース料理を食べていることになるので、無理もありません。
旅行の後半にして、もっと堪能すればよかったとちょっとだけ後悔しました。
ちなみにスーパーにはブルックリンフェアのロゴ入りボトルが売られていました。
人気の高い「Hydoro Flask」のものです。
レストランの予約は数ヶ月前に現地にいた夫から行っていもらいました。
予約方法は残念ながら電話なので、日本から行かれる場合は、グルヤクなどを利用した方が取りやすいと思います。
Chef's Tableの公式HP
https://www.brooklynfare.com/pages/chefs-table
住所 431 West 37th St, New York, NY 10018