【宿泊体験記】憧れのミュージアムホテルのスイートルームに宿泊した
カッパドキアで、ずっと泊まってみたかった「ミュージアムホテル」に宿泊したので
宿泊記を書きたいと思います。
カッパドキアに4日間滞在し、そのうち1泊だけしか空きが無く一旦1泊分を予約。
ずっと泊まりたかったのにも関わらず直前に予約するという失態。
(私たちはいつもギリギリに旅を決めるのでこんなものです笑)
しかも、「Prime Suite」しか空いておりませんでした。
お高いので一泊分で結果オーライです笑
ただ、このホテルは全部で30部屋しかないプライベート感を重視したホテルなんです。
逆に直前に予約が取れた事が奇跡ですね。
ギョレメ中心街からは車で5〜10分。ウチヒサール地区にあります。
ギョレメ地区を見下ろせる高台に建っているホテルです。
CCRホテルのすぐお隣でした。
「museum hotel (ミュージアムホテル)」という名前の由来ですが、こちらのホテルは、いたるところにアンティークの貴重な美しい調度品が展示されています。
ホテルのオーナーの趣味で集めた貴重な品だそうで、博物館のように展示されているのです。
まるで自分が美術館の中に泊まっているような感覚になるということからホテルの名前が付けられています。
この周辺にあるホテルのほとんどはCAVEホテルといって、洞窟ホテルです。CAVEには英語で洞穴とか洞窟という意味。
ホテルのエントランスは煌びやかな派手さはなく、やはり洞窟をイメージされているのか、隠れ家ぽい世界観が醸し出されています。
さりげなくホテルのロゴがお花のモチーフでカラフルにほどこされているところがオシャレですね。
壁やドアのデザインにも統一感があります。
実は外からはこじんまりとしていて、意外と地味そうだなという印象を受けます。
それもそのはず。外の道路からは中が一切見えない作りになっていて、宿泊客にしかその中の凄さがわかりません。
チェックイン時間の14時より少し前から待っていたので、部屋が用意できるまでの間テラスカフェへ通していただけました。
レセプションを抜けると、広大な中庭が広がっていて、その一角にレストランやカフェバーがあります。
こちらの空間、外からは一切見えませんでした。
このギャップにも心を先ず撃ち抜かれます。
ホテルの方が施設を案内してくださいました。
しばらくあたりを少し見学し、飲み物を出してくれます。
トルコティーを注文し、眺めの良い席に腰掛けます。
数日間天気が悪かったのですが(気温も真冬並み)、この日はよく晴れていて日向はポカポカ暖かく感じました。
ずっと見ていられる景色。
結婚式を行なったカップルが写真撮影をしていたりする様子もありました。
中庭には色んな動物が放し飼いにされています。
珍しい白い孔雀や、陸亀もいました。
中庭にプールもあり、温水なので真冬でも入ることができそうでした。
インフィニティになっていて開放感がありますね。
しばらくここでゆっくりし、お昼を食べていなかった私たちはレストランへ。
体調があまり良くなかった私はスープを注文。
このスープが大当たり。
トルコではよく豆のスープが出てきますが、こちらのスープが一番美味しかったです。
ゆっくりお食事をしていると、部屋の準備が整う時間になったので案内していただきました。
部屋の鍵まで、なんておしゃれなこと。
エレベーターはなく、階段が続いています。
迷路みたいなのでホテルの方がいなければ辿り着けないでしょう。
廊下にも調度品が展示されています。
廊下の細部にまでこだわりを感じる世界観。
トルコ絨毯もこういうホテルにあると一層映えますね。
部屋の入り口です。
多分ひとりで出歩くと迷子になり二度と戻ってこれないでしょう。
念願のお部屋とのご対面。
素晴らしいの一言。
部屋の中に噴水があります。
金魚もいる。
入口から続く廊下の先にベッドがあり、その先には大きなソファと大パノラマの景色。
ベッドに横たわりながらこの景色が見えます。
最高です。
バスルームを撮り忘れましたが、大きなバスタブにシャワー室が設けられていました。
どこへも出かけずこの日は部屋を満喫することに。
ウェルカムドリンクに赤ワインがサーブされています。
お部屋の感じと相まって、、ゲームオブスローンズやん。って何度言ったかわかりません。
(ゲームオブスローンズにはまっている夫婦です)
ホテルのサービスにも大満足。
唯一レストランのサービスだけが少しクエスチョンマーク?が付くところがありましたが、それ以外は申し分ないです。
翌日に飛行機に乗って帰る予定で、それまでキャンセル続きだった気球ツアーに最後に乗りたかった私たちは、間に合えば予約したいと伝えていました。
ホテルの方がどうにか間に合うツアーがないかと調べてくださいましたが、結果的には間に合うものがなかったので、キャンセルしました。
事前に相談していたこともあり、キャンセル料などは不要ですよ。と言ってくれました。
孔雀も大サービス。
鳥が苦手な方ごめんなさい。
それから、こちらのホテルの注目すべきことの一つは朝食です。
翌朝、7:00のオープンと同時に朝食会場へ。
トルコの伝統的な食事が楽しめるようになっています。
具材はたくさんあって、自分の好きなものを選べます。
チーズだけでも3種類ありました。
オムレツもあります。
オリーブや、ハムもたくさん。
新鮮なフルーツで作られたジュースも。はちみつも美味しかったな。
全部は食べきれなかったけれど、とっても美味しかったです。
今回は気球ツアー参加は断念しましたが、気球の景色は堪能することができました。
とっても幻想的で綺麗でした。