【初心者向け】海外旅行前に知っておきたい!スマホをネットにつなげる方法
こんにちは、ばたりです。
海外旅行の際、渡航先でもご自身のスマホで日本と同じようにLINEやGoogleMapを使いたいと思いますよね。
知らない国で連絡ができないことや観光情報を調べれらないというストレスからは解放されたいと思うもの。
しかし、初心者にとって、SIMってなに? WiFiルーター、なんとなく聞いたことはあるけど?
という、色んな疑問がありそう・・。私も当初抱いた疑問です。
そんな人の為に、海外旅行でインターネットを接続する方法を、初心者でも分かりやすく簡単な言葉を使って解説してみました。
◆目次◆
海外でスマホがインターネットに接続できない理由
日本で購入したスマホを日本の通信会社(docomoとかSoftbankとか)で契約した場合、そのスマホを起動する前に店員さんが端末にチップを差し込みます。
このチップのことをSIMカードと言います。
このSIMカードはその会社の専用のもので、起動するとdocomoとか決まった電波にだけ接続します。
また、ご自身の電話番号もSIMカードに記録されています。
どの会社の電波に接続しているのか、スマホ画面の左上の電波マークのところに、表示されていると思います。
大抵の通信会社では、パケット割やパケット定額というプランがありますね。
通信費用明細をご覧になった方ならわかるかと思いますが、普段の通信で使用しているパケット数はかなり多いです。金額にすると物凄い額・・。
割引制度がなければそのまま請求されることになりますが、割引プランが組み込まれているので、月々の費用が抑えられています。
海外に行くとどうでしょう。
例えば、docomoの電波は日本にしか飛んでいない電波なので、海外に移動するとスマホがdocomoを探しても見つかりません。
そこで、無理やり他の通信先を探してしまいます。
その国に飛んでいる、電波に接続したまま、何もせず契約外の通信会社の電波に接続された状態で使ってしまうと、パケット数がそのまま請求されます。
なので、下手すると、高額請求・・なんてことも考えられるのです。
WIFIと通信電波(LTE)の違いは?
LTEは、通信会社の電波を使ってインターネットに繋いでいる状態。通信を使った量だけ料金がかかります。ギガ数を消費します。
一方で、WIFI接続は、スマホ、タブレット、PCを無線LANに繋いている状態のこと。
回線の種類にもよりますが、大抵の場合は通信会社の電波よりも速くサクサク動きます。ギガ数を消費しないので、速度制限がかかった時もストレス無くインターネットに接続できます。
海外で安全にネットに繋ぐ5つの方法
そこで、海外で安心してネットを接続できる方法が5通りあるので、ご紹介します。
1.フリーWiFi
街中やホテルで無料で接続できる無線電波のこと。
日本でも、スターバックスに行くとWIFIに繋げますよね。海外でも同様にWIFIにお手元のスマホに繋ぐことができます。
機内モードのままでも、スマホのWiFiをオンにしておくことでも、接続できます。
WIFIが飛んでいない場所では使えませんが、何と言っても無料なので、あまりお金をかけたくないという方には非常に便利です。
この場合は、LINEやグーグルマップやインターネットメールは使用できますが、SMS(ショートメール)や電話は使用できません。
国によっては小さな飲食店でも無料WiFiが飛んでいることがあるので、渡航先が無料WiFiの充実した国なのか、下調べしてくださいね。
〈WIFI接続方法〉
その後、検出されるネットワーク名を選択すると、接続開始されます。
2.WiFiルーターのレンタル
常に持ち歩けるポータブルWIFIを借りる方法です。
持ち歩いていれば、無料WIFIと同じ要領で、機内モードのままでインターネットが使えます。
ルーターを充電したりする手間を除けば、常に携帯できるので、旅行中はいつでもネットに繋げられて便利です。
色んな会社があり、速度、容量、値段を比較検討してレンタルすることができ、ほとんどの会社は日本の空港で借りて返すことができるので、初心者の方には特に人気があります。
2〜3日の短期間の旅行や、英語力に自信のない方には特におすすめです。
また、一台借りると近くにいる人は接続できるので、グループ旅行の際にもおすすめ。
以下に、有名で評価の高いWiFiルーター会社をいくつか載せておきます。
よろしければ金額比較もしてみてください。
▼グローバルWiFi
▼イモトのWiFi
3.SIMカードを購入する
海外やネット通販で海外専用のSIMカードが売られています。
プリペイド型のSIMカードで、料金分の日数だけ、使用できます。
7日間だったり2週間だったり、日数に合わせて購入でき、比較的安価なのが魅力。
また、SIMカードによっては通話やSMSが使えるものも多いです。
ただし、SIMが変わるので、電話番号が変わります。
日本に戻って、元のSIMカードに移し替えれば電話番号が元に戻るので安心してください。(SIMカードは、ミニミニサイズなので無くさないように注意しましょう)
長く滞在される人には特におすすめです。
日本の通販で買えるものから現地の空港や街中のスマホショップに売っているものまで。気軽に購入できます。
ただし、利用するには、SIMフリーのスマホ端末でなければいけません。
基本的にスマホ購入から101日目まで、SIMロックがかけられています。(SIMカードを他の携帯会社のものに差し替えられない状態)
その後は手続きをすればSIMフリーに変更できます。
ご自身のスマホがどうなっているか事前に調べてから、利用をお願いします。
▼日本で買えるSIMカードのラインナップです。
4.デザリングを行う
SIMカードをひとりが購入すれば、他の人に電波を貸すことができます。デザリングと言います。
数人で行動する場合や現地の友人と行動する場合、相手が電波を使える状態にあれば、その電波を借りることで自分もインターネットに接続ができるのです。
2人以上で旅行をするかた向けで、親スマホ(電波を貸す側)は通常よりも電池を使うのがネック。
カップルや家族で旅行し、基本的にはひとりがインターネットに接続すればOKという場合はこの方法が手軽でおすすめかもしれません。
〈デザリングの方法〉※電波のある親機が行ってください
iPhone・・「設定アプリ」→「インターネット共有」→インターネット共有オン
Android・・「設定アプリ」→無線とネットワークの「デザリング」→ポータブルWiFi アクセスポイント→オン
5.通信会社の海外プランを使う
日本の会社の海外定額プランを使う方法です。
例えば、Softbankではアメリカ放題というオプションプランがありますね。
オプションを付けると、アメリカ国内で月額定額で、インターネットや電話が使えるというものです。
プランにも寄りますが、うまく使えばお得です。
docomoでは1時間単位で使えるプランもあるので、飛行機の乗り換え時などちょっとだけ使いたいんだけど・・という時にとても便利。
また、電話番号が変わらず、そのまま使えるプランもあるので電話が繋がるようにしておきたい人にとって良い方法です。
まとめ
私が初心者で、機械音痴なので、当時悩んだことを書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも皆さんのお役に立てられたら嬉しく思います。
色んな方法がありますが、ご自身にとって一番納得のいく方法が一番です。
ストレス無く利用して、海外旅行を楽しんできてくださいね!